- 投稿 2016/11/29
- 失敗しないためのコラム
あなたの土地は道路と直接隣接していますか?
あなたの土地が道路と直接隣接していても、隣の家はどうですか?
近隣の家が建て替える、リフォームすると話したら、
あなたの土地が奪われる可能性が出たと思って用心してください。
そして、絶対に書類に押印することはしないでください。
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事例A
市役所から担当者が来て言った言葉
『なんでハンコ押さないんですか?』
このような土地がありました。
真ん中は各自の土地で成り立っていました。
決して自治体の道路ではありません。
そこで、奥のAさんが家の立替を行うといいました。
役所に建物を新築するので確認申請を出しました。
でも、そのAさんの敷地、道路には隣接していませんよね。
役所の担当者はBさんの家に来ました。
『なんでBさんはハンコ押さないんですか?』
Bさんはなんで役所の方がきたのかさっぱりわかりません。
役所の担当者が持ってきた書類を見てびっくり。
Aさんが建物立替に役所に提出した確認申請、
なんと、Bさんの土地を勝手に利用したものだったのです。
そう、各自の私有地を役所の道路とみなし、
建物を新築するという内容。
そう、役所はAさんの確認申請を受理することで、
ただで、土地を手に入れるという話です。
でも、その土地には各自の税金とローンはそのまま残っているので、
役所としてはタダで土地が手に入るうえ、土地の課税も残っているという、
2重に美味しい話です。
あなたの土地はあなたで守りましょう。
もし、役所の人間が土地に関しての書類を持参して、
『ハンコ押してください』
と言い出したら、弁護士に相談しましょう。
自治体には弁護士無料相談日もありますし、
地元の弁護士に相談しても30分5000円程度です。
理解が出来ない内容の書類ならば、
一時的に預かり、後日返事をするようにしましょう。