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住宅ローンが組めない！その②

火のないところに煙は立たず・・・

数年前、小耳にはさんだ話です。

新婚10ヶ月のご家庭です。
夫Bさんの父が近居するご家庭でしたが、
嫁Cさんの提案もあり、
3人で一緒に住む家を探していました。

Bさん夫婦とBさんの父、それぞれのアパート代を合算すると15万円にもなります。
一緒に住める家ならば、住居費は10万円以下になります。

Bさん夫婦はとある分譲戸建を見つけました。
ローン返済金額も希望の10万円以下になるので、
銀行ローンの仮審査を提出しました。

通常3営業日以内に回答がくる予定なのですが・・・
なかなか返事がきません。
自動車は持っていますが、自動車ローンはありません。
クレジットカードは持っていません。

8営業日後、出てきた審査内容は1000万円の減額。
分譲戸建をの販売営業は首をかしげます。
有名企業の開発系勤務のBさんに、
何か思い当たることがないか聞いても何もないというのです。

仕方なく、Bさん同意の上、
信用調査をとってみないかという話になりました。

実はBさんの母は病死していました。
病院入院時に高額医療を使用したようです。
そのときのローン残金がまだ300万円残っていました。

もしかしたらBさんは、
優しい嫁Cさんの前では言い出せなかったのかもしれませんね。

火のないところに煙は立たず・・・

数年前、小耳にはさんだ話です。

大学卒業をしたAさん。
新入社員として上場企業に就職。
営業成績もよく、順風満帆な生活を送っていました。

あるとき、下宿している駅に新築のマンションが建設されました。
配布されていた宣伝チラシをみてみると、
どうやら自分の年収でも買えそうな金額でした。
そして、下宿しているアパート家賃とほぼ同じ金額。

Aさんはマンションのモデルルームに行き、
購入申し込みを行い、銀行の仮審査を提出しました。

自動車ローンもない、
クレジットカードもないのに
Aさんは銀行の仮審査が通りません。

どうしてなのか・・・
マンション販売営業にもう一度仮審査をしてほしいと、
怒りを抑えながら話すと、
信用調査をとってみないかという話になりました。

Aさんは信用調査書の内容を見てびっくり。
即座に会社を営んでいる実家に連絡しました。

なんということでしょう。

Aさんが成人した大学生時代に、
ご両親がAさんの名義で会社の運営資金を銀行から借りていたのです。
Aさんにはもちろん内緒です。
Aさん自信の生活には何も落ち度はありませんでしたが、
残念な結果となってしまいました。