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ユーロクッチーナ2016で最新のキッチン天板を知ろう。

ユーロクッチーナ2016で最新のキッチン天板を知ろう。





さて、2015年3月に発表されたLIXILのセラミックタイルキッチン。
TVCMでも豪快な調理姿で目に留めた方も多いかと思います。

 

 

実はミラノサローネでも注目されているセラミックタイルキッチン。
2016年今年はユーロクッチーナと言われる、
新しいスタイルのキッチンを発表する年でした。

 

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そのユーロクッチーナにおいてのセラミックキッチン天板のシェア率は、
だいたい60%の割合で使用されていたとのこと。
参考にですが、他のキッチン天板のシェア率も記載しておきますね。

 

 

キッチン天板種類 割合
セラミックタイル 60%
天然石 20%
ステンレス 10%
人工大理石 5%
クォーツストーン 5%

 

 

やはり、石の天板が人気なのですね。

 

 

ところで、このセラミックタイルとはどういうものなのでしょう。





 

セラミックタイルとは、天然鉱物を高圧プレスして焼き上げたタイルなのです。
日本でセラミックタイルを扱っているのは、
ローマタイル・ジャパンと、
コンセティーノ・ジャパンにおけるセラミックタイルブランドのDEKTON(デクトン)です。
どちらも価格としては同じぐらいの価格です。

 

 

どうしてセラミックタイルの需要が急速に伸びてきたのかにはわけがあります。





 

 

鉱物資源がだんだん不足してきている、高騰してきていて入手しにくいという現状があります。

 

 

たとえばビアンコカララという、分譲マンションの玄関タイルや、
店舗にもよく使用される大理石があります。
実はこれも人気があるため高騰している状態です。
そこで、焼き上げたタイルに、
ビアンコカララに似せた模様を印刷したセラミックタイルが使用されるようになったのです。

 

 

このセラミックタイルの機能性は
・キズがつきにくい
・水を吸わない
・熱に強い
・物理的に安定した人工物
・色が変化しない
とてもキッチン天板向きな素材なのです。

 

 

キッチン天板としてだけでなく、
内装材タイルとしても使用できるセラミックタイル。
参考価格としては8mm厚で¥35,000~/㎡。
加工費は別途です。

 

 

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ミラノサローネ2016年のトレンドカラーを知ろう!

ミラノサローネ2016年のトレンドカラーを知ろう!




2016年のミラノサローネのトレンドカラーはこれ!
イエロー→グリーン→ブルー
単色と言うのではなく、イエローとグリーンが混ざった中間色を淡い色合いにして、
部屋の植栽に合う色調にするのが2016年の特徴。

 

 

 

ファブリックは全体的に淡い色調になり、家具はラウンドフォルムで上品な仕上がりとなる。
テーブルを含めた素材は、木や石を使い、濃い配色にして空間を引き締めている。

昨年からのアースカラートレンドが継続されているのかしら。

 

 

 

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オークとウォールナットが今年も人気の木種。





木目をよりよく強調するため、塗装を行います。
昨年よりも使用感を出す、ラスティックデザインは縮小した模様。
ユーカリやアカシア、エルムの木目も今回はみられました。
これらの木目は柾目が強調されているので、
長期間の利用に関しては、ちょっと飽きが来てしまいそうな予感を感じますね。
アクセント程度で使用するならば楽しめる素材だと思います。

 

 

今年はユーロクッチーナ(キッチン展示)の年。





 

 

キッチンに関してはシャープなデザインが流行だったが、コーナーのラウンドフォルムも出現しています。
グレーのアースカラーを使ったキッチンが多く、よりリビングとの共存関係を強めているカラートレンドです。
洗面化粧台はボウルのサイドにリネン等置けるスペースが必ずあるデザインとなっており、
広いスペースを備えることがトレンドとなっているように推測出来ます。
ホテルのような大きめ洗面・・・最近リノベーションでも人気ですよね。

 

 

 

キッチン天板は大理石もみかけますが、セラミックタイル天板が増えてきている傾向です。
天然資源の高騰もあり、以前に比べプリント技術が発達してきている為、
セラミックタイルでも本物のような見かけを作れるようになってきたことが、流行につながっているのかもしれませんね。