銀行ローンを組む前に、調べておきたいことがあります。





実際に銀行ローンが組めるかどうかです。
実際打合せを重ねて、リフォームする見積金額が出てきて、

 

 

足りない金額をローンで・・・

 

 

 

と、仮審査を出したらNG・・・

 

 

そんな負のスパイラルにならない為に、
まずは確認しておきましょう。

 

 

確認1

自動車ローンを組んでいるか組んでいないか。

 

住宅ローンの次に大きいローンは自動車購入時に組む自動車ローン。
こちらを組んでいると、源泉徴収票に記載されている年収より、
最大で組める住宅ローン金額より減額になります。
あまりにも自動車ローンの金額が大きい金額の場合、
場合によっては住宅ローンが組めない場合もあるので、
要注意です。

 

 

  • ※住宅購入か自動車購入か迷った時は住宅購入を先にしよう。

 

 

住宅購入をすすめるのにはわけがあります。
実は、自動車ローンを組んでいると、
住宅ローンの仮審査が通りずらいのです。

 

 

通常3営業日前後で仮審査の通過回答が出てくるのですが、
10営業日かかってしまうこともあります。
また、金額も減額で提示される場合もあります。

 

 

しかし、住宅ローンを組んだあと、自動車ローンを組むことに関しては、
NGが出たと言う話はあまり聞いていません。

 

 

同時期に住宅購入と自動車購入を検討しているときは、
迷わず住宅を選びましょう。

 

 

確認2

クレジットカードの枚数を減らしましょう。

現在、ポイントカード併用のクレジットカードが増えています。
実は持ち過ぎも厄介なのがクレジットカード。
こちらも住宅ローンを組むときに実は減額要因になります。

 

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  • クレジットカード1枚につき、12万円減額。

 

 

1ヶ月1万円と計算し、年間12万円の減額といいう見方をします。
これは源泉徴収票の年収から減額する内容です。
仮に、クレジットカードを5枚持っていると、
年収から60万円も減額となってしまいます。

 

例:年収400万円、
クレジットカードなしの人が組める銀行ローン金額目安。

400万円×30%×35年=4200万円

 

 

例:年収400万円、
クレジットカード2枚の人が組める銀行ローン金額目安。
400万円-12万円×2=376万円

376万円×30%×35年=3948万円

 

クレジットカード2枚持っている方は持っていない人に比べて、
252万円も減額の回答しかいただけません。
252万円を貯める労力を数年使うならば、
クレジットカードの枚数を減らした方が良いと個人的には考えます。



確認3

いつの間には身に覚えのない返済が発生していないか。

実は一回返済を忘れてしまった・・・
ブラックリストに載った可能性がある・・・

 

 

返済不履行問題はこのような時に発生します。
また、カード破算や債務整理を行った場合、
数年間住宅ローンが組めない可能性もあります。

 

 

信用会社内の自分の評価を知るには、
下記に問合せを行います。
近年はネット問合せが出来るようになりましたので、
個人でも調べることが容易になりました。

 

 

  • CIC
  • JICC
  • 全国銀行協会

 

仮審査時に減額通知を受け取り疑問になるよりも先に、
調べておいても損はないと思います。

 

関連コラムはこちら

 

 

住宅ローンが組めない!その①~信用調査でわかった事実~

 

住宅ローンが組めない!その②~信用調査でわかった事実~

 

 

 

確認4

病気歴の確認。

住宅ローンと同時に加入することになるのが、
8大疾病に現在かかっていないかどうか。

 

 

単純に考えてみてください。
銀行はお金を貸すことで儲けを得ています。

もし、1年後に病気で亡くなる方に、
多額の住宅ローンを組むことを了承するでしょうか?
自分だったら貸しても返済されないことが想像できるので、
貸すことはできないです。

 

 

8大疾病にかかっていると、ローン審査が下りない可能性もあります。
もし、仮に審査がおりたとしても、
店頭で表示されている低価格金利の優遇が受けられるかわかりません。

 

 

将来住宅購入を考えているかたは、健康でいることも必要な条件となります。

 

 

 

確認5

自分の年齢を考えよう。





最後にこんな情報か・・・と、がっかりされているかもしれませんが、
これはとても大事な確認条項です。

 

現在、銀行によっては70歳まで返済可能となっています。
でも、銀行のローンは最短で10年、最長で35年となっています。

 

 

もし、70歳までローンを組むと考えましょう。
あなたは35歳までに住宅ローンを組まなくては返済金額がどんどん上がることになります。

 

 

例:年収400万円、
70歳まで返済可能な銀行で、
現在35歳のひとが組める銀行ローン金額目安。

400万円×30%×35年=4200万円

 

 

例:年収400万円、
70歳まで返済可能な銀行で、
現在45歳のひとが組める銀行ローン金額目安。

400万円×30%×25年=3000万円

 

 

1200万円も住宅ローンの金額が異なります。

 

また、年齢が高くなればなるほど、
病気になる比率も高くなります。

実際、70歳まで雇用という会社は少ないです。
住宅ローンをいつまでに返済したいかも考えながら、
住宅購入の検討をしてください。

 

 

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