キッチンリフォームはメラミンキッチン化粧板でインテリア性が高いリビングキッチンを楽しもう。





キッチン天板に樹脂を使っているのは、
人工大理石(ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂)、
人造石(主原料の水晶を接着するときに使用)、
メラミン(表面がメラミン樹脂を使用)
の3種類あります。
今回はメラミン化粧板が貼りつけられたメラミンキッチンに着目してみましょう。
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家具調キッチンを目指すならばメラミンキッチンを選ぼう。

 

 

メラミンと言うと、日本で身近な製品としては食器でしょうか。
メラミン皿は電子レンジで加熱しても大丈夫ですし、食洗機でも洗えます。
食器にプリントされている柄もおしゃれでカラフル、人気の北欧柄もありますね。
タンブラー型もできましたので、普段使いされている単身者の方も多いのではないでしょうか。
陶器に比べ軽いという点から、子供用の食器として広く使われていますね。

 

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また、掃除用品として有名なメラミンスポンジ。
一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

 

メラミンキッチンの主流はヨーロッパ。
合板や、MDFと呼ばれる木材チップを圧縮した建材を基材とています。
そこに単色や木目調のプリント印刷シートを貼り、
その上にメラミン樹脂シートを貼ります。
そうしてメラミン化粧板となるんですね。

 

 

木目の印刷技術が精密で、遠目から拝見すると本当に木のキッチンに見えます。
でも、木とは異なり、表面はメラミン樹脂加工がされているので、
木製キッチンよりは火と水には強いキッチン天板材になります。

 

 

ヨーロッパではメラミン素材の建材は多く、キッチンや、家具だけでなく、フローリング床材にもメラミン樹脂が使用されています。
(※建材メーカーの製品内容によっては、日本のJIS規格フォースター基準に摘要しないものもありますので、デザインに魅かれて購入するのはお薦めしません。)

 

 

また、メラミン樹脂の質により、高圧メラミン、低圧メラミンと価格の差別化が図られます。
あまりお金をかけたくないと安いキッチンを好まれる方がいます。
安すぎるキッチンに使われている扉は、安い低圧メラミンとされている場合が多く、よく、キッチンで水を跳ねさせる方はメラミン化粧板の隙間から水が入り、扉が厚く膨らむパターンがあります。

 

その場合、扉交換にメーカー側が品質保障期間内でしたら無料で応じてくれるかと思いますが、大抵気がついたときにはメーカー保障期間を過ぎていることも多く、有償となることがあります。

 

 

 

キッチンの相場としまして、戸建てリノベーションにて実際にご自身が住むのならば、安くても50万円前後のものから選ぶのが良いかと考えます。
20万円前後というのであれば、賃貸物件向けの商品が多いので、10年前後の短い期間で新しいキッチンに買い換えることをお勧めします。

 

木目調が良いならば、メラミン化粧板キッチンはおススメ。





 

意匠性としては美しい仕上がりになります。
木材ならば、日々のメンテナンスや清掃を行っていても、
経年劣化はどうしても避けられません。
ですが、メラミン樹脂の下にプリントされた木調のシートが入っているので、
木部分が劣化するということはあまりありません。
数十年経ってからも購入した時の雰囲気のまま、メラミン化粧板は使用することが可能です。

 

 

メラミンキッチンのここだけは気を付けてほしい点。





 

 

経年劣化もあまりわからない、とても嬉しいメラミン化粧板のキッチンですが、
ひとつ注意しなくてはならない点があります。
一番始めに述べた、

“合板や、MDFと呼ばれる木材チップを圧縮した建材を基材とています。
そこに単色や木目調のプリント印刷シートを貼り、
その上にメラミン樹脂シートを貼ります。”

という点です。

 

察しの良い方はもしかしたら気が付いてしまったかもしれませんが、表面のメラミン素材、プリントシートを通り越して、水分が入ってしまった場合、木製の基材に水が染みこんでいくのです。
まな板を使わないでメラミンキッチン天板の上で食材をカットしたりするのは、極力行わないことが、長くキッチンを使う秘訣に繋がります。

 

 

 

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