驚かせましょう広い部屋。





その為には廊下からバルコニーまで視界を遮らない部屋を演出することが大事です。
そう、【ヌケ】空間を演出することが大事。
いくつもの家具が視界の中に入るととても圧迫感を感じます。

 

 

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【ヌケ】空間とは?





 

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マンションの例を挙げた方がとてもわかりやすいと思いますので、
説明させていただきますと、
廊下を通り抜けてリビングにお客は通されます。
LDK一体型となっているかと思いますが、
その廊下からリビング、バルコニーへの直線状には何も置かないことがひとつの条件です。

視界を開けるようにするのです。

 

  • もし、どうしても置かなくてはならないということでしたらば、
    高さ100センチ以下のものとした方がよいでしょう。

 

自分の視点の位置から30センチから50センチ以内の高さに家具が置かれていると、
圧迫感を感じやすいです。
なるべく低めの家具を設置して、視覚に入らないような演出をしましょう。

 

 

 

どうしても大きな家具になってしまう・・・
そんな時は軽く見せる工夫を。

 

例えばダイニングテーブル。

テーブルの構成要素として、
天板、幕板、テーブル脚というものでできています。

  • まずは天板と幕板が薄いものを選びましょう。

天板が厚いもの、幕板が厚いものは視覚的にもずっしりとした印象を与えます。
その印象を軽やかに変身させましょう。

  • 天板と幕板がなるべく薄いものを選びましょう。

それだけで、テーブルの下の空間が広がり、視覚の【ヌケ】が発生します。

 

 

ダイニングテーブルと椅子の脚を華奢なデザインにしてみましょう。





 

 

 

これも視覚的【ヌケ】をつくる作戦です。

 

最後の演出は直線から扇状の斜め【ヌケ】を作りましょう。

 

 

 

直線よりも斜めの方が距離が長いですよね。
距離が長い方が、視覚の【ヌケ】感も大きくなり、部屋が広く見えます。
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